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まつ毛美容液の併用はOK? 複数の美容液を使うメリットと正しい塗り順

「今使っている美容液、保湿力はいいけど、伸びはいまいち…」
「SNSで話題の『伸びる系』と、サロンでおすすめされた『コーティング系』、どっちも使いたい!」

本気でまつ育に取り組んでいると、ドレッサーの上に何本も美容液が並んでしまうこと、ありますよね。

「1本より2本使った方が、効果も2倍になりそう!」
「朝と夜で使い分けたら、最強のまつ毛になれるんじゃない?」

その向上心、とても素晴らしいです!
ですが、ちょっと待ってください。
美容液の「併用(重ね塗り)」は、組み合わせと順番を間違えると、お互いの効果を打ち消し合ったり、肌トラブルの原因になったりすることをご存知でしょうか?

良かれと思って重ねた結果、
「成分が浸透せず、表面で固まっているだけ」
「刺激が強すぎて、まぶたが腫れてしまった」
なんてことになったら、お金も時間もムダになってしまいます。

この記事では、化粧品成分の相性を分析するアナリストの視点から、「効果が出る併用」と「意味がない併用」をバッサリと仕分けます。
そして、複数のアイテムを賢く使いこなすための「正しい塗る順番」と、そもそも何本も買わなくて済む「一本完結の最強ケア」について、詳しく解説していきます。

コスメの断捨離をする前に、ぜひ読んでみてください。

あなたのまつ毛、最近元気がなくなってきたかも…?

「市販美容液では変化が分からない」
「マツエク・つけまから卒業したい」
「加齢でハリ・コシが落ちてきた」

そんな不安を感じている方へ。
自宅から医師に相談できるオンライン診療という選択肢があります。

※医薬品の使用・適用は医師の判断に基づきます。効果には個人差があります。

目次

第1章:【仕分け】その組み合わせ、合ってる?「意味のある併用」とは

まず大前提として、まつ毛美容液の併用は「目的が違うものを組み合わせるならOK」です。
逆に、「目的が同じもの」を重ねるのはNGです。

OKパターン:「攻め」+「守り」

これが唯一推奨できる、最強の組み合わせです。

  1. 【攻め(育毛系)】
    • 役割: 毛根に栄養を与え、土台から生やす・伸ばす。
    • 形状: 筆ペンタイプ、リキッドタイプが多い。
  2. 【守り(コーティング系)】
    • 役割: 生えている毛を保湿し、乾燥や摩擦から守る。束感を出す。
    • 形状: ブラシ(マスカラ)タイプ、粘度のあるジェルが多い。

この2つは役割が全く違うため、喧嘩しません。
「根元には栄養を、毛先にはバリアを」という役割分担ができれば、相乗効果で美まつ毛が育ちます。

NGパターン:「攻め」+「攻め」

「A社の伸びる美容液」と「B社の伸びる美容液」を両方塗る。
これは絶対にやめてください。

理由は2つあります。

  1. 浸透しない: 毛根のキャパシティには限界があります。あふれた分は浸透せず、ただ蒸発するだけです。
  2. 副作用リスク倍増: 育毛成分は刺激が強いものが多いです。濃度が2倍になれば、かぶれや色素沈着のリスクも跳ね上がります。

第2章:【鉄則】成分を弾かない「正しい塗る順番」

「攻め」と「守り」を併用する場合、適当に塗ってはいけません。
スキンケアに「化粧水→乳液」という順番があるように、まつ毛美容液にも「物理的に正しい順番」があります。

ルール:サラサラなもの(浸透)が先、ベタベタなもの(被膜)が後

鉄則はこれだけです。
必ず、以下の順番で塗ってください。

  1. 【先攻】 筆ペンタイプ(育毛系)
    • 塗る場所: まつ毛の「根元(皮膚)」
    • 理由: 毛根に成分を浸透させるため、一番最初に、何もない清潔な肌に塗る必要があります。
  2. 【後攻】 ブラシタイプ(コーティング系)
    • 塗る場所: まつ毛の「毛先・全体」
    • 理由: 表面をコーティング(ラップ)するため、最後に塗ります。

★逆は絶対NG!
もし先に「コーティング系」を塗ってしまうと、皮膚や毛の表面に油分やポリマーの膜が張られます。
その上から高い「育毛系」を塗っても、膜に弾かれて中に入っていきません。
これでは、高い美容液をドブに捨てているのと同じです。

第3章:【時間割】プロが実践する「朝・夜」使い分けテクニック

重ね塗りをする時間がもったいない!という方は、「時間帯」で分けるのがおすすめです。
それぞれの美容液が得意なシーンに合わせて使い分けましょう。

夜は「根元集中ケア」

夜22時〜2時は、細胞の修復が行われる成長のゴールデンタイムです。
お風呂上がり、清潔な肌に「筆ペンタイプ(育毛系)」を根元にひと塗りしましょう。
寝ている間に成分がじっくり浸透し、発毛を促します。
夜はこれ一本で十分です。

朝は「毛先コーティング」

朝は、日中の紫外線や乾燥、マスカラの摩擦からまつ毛を守る必要があります。
洗顔後、メイクの前に「ブラシタイプ(コーティング系)」を全体に塗りましょう。
マスカラ下地代わりにもなり、束感が出てメイクの仕上がりもアップします。

この「夜は攻め、朝は守り」のローテーションが、最も効率的でトラブルの少ない使い方です。

第4章:【視点の転換】なぜ、2本も必要なのですか?

さて、ここまで「賢い併用術」をお伝えしました。
この方法なら、手持ちの美容液を無駄にせず、フル活用できるはずです。

しかし、ここでアナリストとして、根本的な疑問を投げかけさせてください。

あなたはなぜ、美容液を併用しようと思ったのでしょうか?
「1本だけだと、効果に満足できないから」ではありませんか?

「弱いもの」を重ねても「強いもの」にはならない

例えば、薄手のシャツを2枚重ね着しても、ダウンジャケット1枚の暖かさには勝てませんよね。
美容液も同じです。

もし、あなたが使っている「育毛系美容液(だと思っているもの)」が、実はマイルドな化粧品レベルのものだとしたら。
そこに別の化粧品を重ねたところで、劇的な変化は期待できません。
「効果の薄いもの×2」は、あくまで「微増」にしかならないのです。

毎月2本の美容液を買い続け、毎日順番を気にして塗り分ける。
その手間とコスト、本当に必要でしょうか?

第5章:【解決策】一本で完結する「本物」を選ぶ

「あれこれ考えるのは面倒くさい」
「一本で、確実に結果を出したい」

そう願うなら、いくつもの化粧品を重ねるのをやめて、「圧倒的にパワーのある一本(医薬品)」に切り替えるという選択肢があります。

医療ケアなら、重ね塗りは不要

医療機関で処方される「まつ毛治療薬(ビマトプロストなど)」は、それ一本で完結するように設計されています。

  • 浸透力: 医薬品なので、毛根への作用が確実。
  • 効果: 発毛、育毛、太さアップ、メラニン生成(濃さ)をすべてカバー。

夜、洗顔後にたった一滴、サッと塗るだけ。
それだけで、化粧品を何本も重ねるより、はるかに確実で早い結果が出ます。
保湿が必要なら、たまに市販のコーティング剤を塗れば十分です。

「何を使おうか」と迷う時間も、「塗る順番」を気にするストレスも、すべて断捨離できます。

第6章:【悩みの仕分け】あなたは「アイテム」が好き?「結果」が好き?

美容液の併用問題。
解決策は、あなたの性格によって2つに分かれます。

A:コスメを選んだり、ケアする工程そのものが好きな人(化粧品ケア)
「色々なアイテムを試すのが趣味」「手間をかけるのが美容の醍醐味」という方は、今日ご紹介した「攻め+守り」の組み合わせを楽しんでください。
正しい順番で使えば、きっと良いコンディションを保てます。

B:シンプルに、最短で結果だけが欲しい人(医療ケア)
「ドレッサーをごちゃごちゃさせたくない」
「毎月のコスメ代を節約したい(実は医療ケアの方が安いことも!)」
「とにかく早く、フサフサになりたい」

そう本気で願うなら、複数の美容液を卒業して、「最強の一本(医療ケア)」に切り替えてみてください。

「病院に行くのは面倒…」
そんな方でも、今は「オンライン診療」があります。
自宅にいながらスマホ一つで専門家に相談し、あなたのまつ毛ケアをシンプルかつ強力にする医薬品を処方してもらうことが可能です。

「これさえあれば大丈夫」。
そう思える本命のケアに出会えた時、あなたの毎日はもっとシンプルで、美しいものになるはずです。

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